あるフォロワーさん曰く。
頭が良くなりたいらしい。ということで、人間はもとより妖怪や妖精でも頭が良くなる方法を考察してみる(´・ω・`)
0.頭が良いとは何か?
そもそも、頭が良いとはなんだろうか?考えたこと無い人も居るかもしれない。しかし、目標をハッキリさせることは大切なことだ。「今月もとにかく業績アップだ!」という場合と、「前月は、A工程の効率が落ちていた。今月はA工程をフォローし、全体的な業績向上を目指す。」では、どちらが実行しやすいだろうか?
つまり、最初にあなたの目指したい「頭が良い」を明確にしておく必要がある。どのような指標を持って頭が良いのかは 専門家でも統一した見解は無いが、ここではざっくり「知識」、「思考」、「表現」の3要素を持ち合わせることが頭が良いことであると定義し、それぞれの向上策を考察する。
1.知識
まず、頭の良さに欠かせないのが知識である。ここでいう知識は辞書的な意味での知識を指す。例えば「虹とは何か?」と問われて
「赤から紫までの光のスペクトルが並んだ、円弧状の光である。」
Wikipedia「虹」:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%B9
と答えた内容が知識だ。
では、なぜ知識が必要なのか?それは、「思考」と「表現」に必須の能力だからである。例えば、虹が何色で構成されているか考えてみよう。 多くの日本人は虹は7色と答えるだろう。しかし、あなたが色の名前を5色しか知らなければ、7色だと主張するのは難しい。5色より7色を知っていた方が、虹の色についてより深く考えたり説明できるはずだ。この色の数こそが知識の数である。
より広い視点で物事を考えるためには、知識を増やさなければならない。そのために役立つ方法は読書だ。ネットでも何でも良いので、文章を読もう。対費用、対時間の効果で読書に勝るものはおそらく無い。さらに言うと、文章のレベルを徐々に上げていくことが望ましい。 筋トレと同じで適切な負荷を掛けていくことで知識は飛躍的に増える 。
2.思考
知識を手に入れれば頭が良くなるか?残念ながらそれだけでは足りない。例えば、食事にご飯と味噌汁を用意する際に、どちらを先に作るだろうか?先に炊飯器でご飯を炊けば、待つ間に味噌汁を作ることができる。レシピという知識だけでなく、そこから「炊飯器は時間がかかるので先に処理するべき」という判断ができば時間をより有意義に使うことが出来る。この力が思考(知恵)である。
では、思考力はどのように身に着ければよいだろうか?私がオススメする方法は、考える習慣を持つことだ。何でもいいので、日常のことに疑問を持とう。何もない人は自分の携帯料金がいくらか考えてみるといい。なぜ、この料金なのか説明できるだろうか?分からないことは考え、知らないことは調べ、また考えることで、知識と思考の両方が手に入る。
3.表現
知識と思考が手に入れば、とりあえず自分の脳内では賢くなれる。人によってはここから先のことは不要かもしれない。しかし、多くの人にとって頭が良いとは、自分のためだけではなく、家族や友人とよりよい関係を築いたり、社会で活躍するために目指す目標のはずだ。 そのためには、周りに自分を表現するという能力は避けて通れない。
表現するという能力を鍛えるために最も良い方法は、誰かに物事を教えるということである。これは、知識、思考、表現の3つを鍛える最強のソリューションだ。ただし、教えるというのは”先生”と呼ばれる職業にでもついていない限りは、そう機会のあることではない。
そこで、代わりにオススメしたいのが、ブログを書くことである。人と合って教えたり、議論をしたりすることには及ばないが、 表現力を鍛えることができる。特に、簡潔で伝わる文章を書くというのは思いの外難しい。この記事も最初の7割位になっている。ぜひ、 一度試してみて欲しい。
ひとこと
これで、君も幻想郷ナンバーワン妖精だ!!