この前の記事で東方をWineで実行する方法を紹介しましたが
古い作品の体験版やその製品版(音源をmidiに設定した時のみ)は
音源にmidiが使われるのでWine単体ではBGMの音が出せません
今回はそれらの作品で音が出るようにしてみます。
1.ターミナルから以下を実行してtimidtyをインストール。
$ sudo apt-get install timidty
2.さらに、以下のコマンドを順番に実行してmidiを有効化。
$ timidity –sequencer-ports=2 -iA
$ aconnect 14:0 128:0
*新しいウィンドウで実行する必要がある。
3.東方を起動しmidi音源で正常に鳴ればとりあえず成功。
*ほとんどの場合はプレイ中に音が飛んだりするので次の手順へ。
4.以下のコマンドを実行し[/etc/default/timidity]を開く
$ sudo gedit /etc/default/timidity
5.Ubuntu日本語フォーラムのこの記事にある
TiMidity++ の音切れ対策 改善版
[/etc/default/timidityへの指定例]を参考に(4.)で開いたファイルの
[TIM_ALSASEQPARAMS]で始まる行を書き換える。
*ちなみに管理人は以下のように書き換えました。
TIM_ALSASEQPARAMS=”-Os –sequencer-ports=2 -B2,9 -q0/0 -s11025 -EFreverb=1 -EFresamp=1″
6.編集が終わったら保存して、もう一度東方を実行してください
スムーズにプレイできればOKです。
書いててとても思ったのですが、ここまでして東方で
midi出力したい人いるんでしょうか?ww
まぁ、誰かのためになれば幸いですが..
それでは、お疲れさまでした。
届かない空の下で:UbuntuとWineと東方妖々夢
Ubuntu日本語フォーラム:記事中に記載
試験運用中なLinux備忘録:TiMidity++をWineのMIDIデバイスとして使用する