前回の記事では仮想PCをセットアップしましたが
今回はLinux Mintエディションについて理解し
インストールするためのデータを準備しましょう
Linux MintにはGUIとコーデックの有無
によって種類分けされたエディションが存在します。
(執筆段階2012/07/05では4つ)
ここでいうエディションは、ウィンドウズのものとはすこし違っていて
機能が制限されているわけではなく 「そういうポリシーでカスタマイズしました。」
というだけで、それほど大きな違いはなくインストールした後に
エディション毎の機能を変更することもできます。
Linux MinにはMateとCinnamonの2種類があります。
大雑把に言うと
MateとはGnome 2 という古いUIに比較的
安定した機能だけを搭載したエディション。
CinnamonとはGnome 3という新しUIに比較的
革新的で先進的な機能を搭載したエディションです。
なお、管理人はinuxの利点である「先進性」と「自由性」を
最大限活かすするためにもCinnamonの利用を推奨します。
詳しくは外部の記事を参考にしてみてください。
Linux Mint 13をインストール(MATEとCinnamonの違い)上記で説明したようにLinux Mint にはいくつかの
エディションが存在しますが、中には(デフォルトも含めて)
日本国内で使用すると特許や著作権などの法律において
問題があるものも存在します。
ですので日本国内でインストールするためには
[ No codecs ] エディションを用意しましょう。
Linux Mintに限らず、現在のOSは32bitと64bitの2つが主流です。
しかし、詳しいことは省きますが32bitは4GB以上のRAMを認識できなかったり
アプリケーションのパフォーマンスやセキュリティが64bitより劣っていたりと
最近では64bitの方がメリットが大きくなっています。
64bit化はますます進行すると思われますので
利用できる場合は積極的に利用したほうが良いでしょう。
ただし、仮想PCで利用する場合は話が別で
これらの恩恵があまり受けられない上、最近のマシン(3,4年より新しいPC)では
仮想PC上でも64bitで動作しますが
少し古いPCでは動作しない可能性があります。
仮想環境での利用ということを考慮して32bitを選択しましょう
※補足しておくと仮想PCで動かすのでIntel 64だけではなく
Intel VTにも対応している必要があります。
以上のことを踏まえ、記事の内容にすべて従っていくと
“Cinnamon No codecs 32bit” が最良の選択になりますね
もちろん、これに従う必要はありませんが
このblogでは” Cinnamon No codecs 32 bit “を利用していきます。
それでは、次回までに自分のお気に入りのエディションを
以下の公式サイトから.isoファイルをダウンロードしておいてください
Download Linux Mint 13 Maya http://www.linuxmint.com/download.php
それでは、お疲れ様でした(´・ω・`)
なにか質問あればどうぞ!!
2012/07/26 一部修正
推奨を64bitから32bitにしました
次の記事 : 第4回 仮想PCの環境を構築しよう