【連載:Linux Mintを初めよう!!】第4回 仮想PCの環境を構築しよう
前回の記事ではMintのディストリビューションの紹介をしましたが
今回は仮想PCでMintをインストールする環境を構築してみましょう。
4-1 仮想PCの作成手順
ここでは、仮想PCとしてVirtual Boxがインストールされて いるものとして作業を進めます。 仮想PCやその仕組については同連載の第二回「Virtual Boxを使ってみよう」 で解説しましたのでそちらを御覧ください。
以下のステップでMintを動かすための仮想PCを作成します。
正しくない設定を行うと起動の失敗やOSのパフォーマンス低下につながるので
1つずつ確実に実行していってください
- 仮想マシンを新規作成する
Virtual Boxを起動して左上の[新規]をクリックします
すると「新規仮想マシン作成ウィザード」が起動しますので
[次へ]をクリックしましょう
- 仮想マシン名を入力する
ここでは、仮想マシンの名称を入力します。
なんでもいいんですが、わからないかたは
自動で最適な設定にされるように
[Ubuntu Mint]と入力しておいてください。
- メモリの割当
わからない人はデフォルトの512MBで構いません
あとで変更できますのでスルーしましょう。
- 仮想ハードディスクの作成
仮想PCでは仮想ハードディスク(以下VHD)という単一のファイルを
実際のハードディスクのように扱います
ここでは新規のVHDを作成しますので
そのまま[次へ]をクリックしましょう
※厳密には仮想ディスクイメージですが便宜上
この記事では仮想ハードディスクとします。
- 仮想ハードディスクの種類を選択
今回の場合はなんでも構いません
デフォルトのvdi形式で大丈夫です。
- 可変と固定の仮想ハードディスク
VHDには実際のサイズが変わらない
固定形式と容量が変わる可変形式があります。
長くなるのでここでは説明しませんが
可変(Dynamically allocated )を選択しておきましょう。
- 仮想ハードディスクのサイズ
このへんは英語のままなですね^^;
デフォルトではVHDのサイズが8GBとなっていますが
これでは少なすぎるので40GBにしましょう
右下の8.00を40.00に入力しなおせば大丈夫です
- 仮想ハードディスクの作成
問題なければ[Create]を押しましょう
- 仮想PCの作成
VHDが作成されると仮想PCを作成する準備が整います
確認して問題なければ[Create]しましょう
- 完成
以下のように仮想PCが作成されていれば成功です
お疲れ様でした!!
4-2 ひとこと
連載の間が開いて申し訳ないです
今回の記事はたくさん書いたので許してください←
ということでかなり引っ張りましたが
次回からいよいよMintを起動できるようにします
どうぞご期待ください(´・ω・`)ノシ
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