IPアドレスってなんぞやて人のために少し補足すると インターネット上で自分のパソコンを示す住所や 電話番号のようなものだと思ってください (住所よりも電話番号やメールアドレスのほうが近い)
というのも、現在使われているIPv4というのは
2の32乗個つまり約42億個のアドレスまでしか割り振れないので
世界の人口が60億超えているのを見れば分かる通り
すでに枯渇の危機を迎えています。
IPv6は2の128乗(= 約340澗)まで使ますので
そこら辺の石ころにアドレスを割り振れるくらい有り余ることになります。
※あくまで理論、実際には予約アドレスや欠番もある。
枯渇してしまうと何が困るのかは電話番号で考えてみればわかります。 おなじ電話番号の人が二人もいたとんでもないことになってしてしまいますよね? なので現在は例えば会社や家の電話のように「Aさんいらっしゃいませんか?」 とすることで、グローバルIPの枯渇を回避してきましたが これは小手先の技術なので、枯渇することには変わりありません。 (なお、余談ですが携帯電話番号も枯渇しかかっています。)
また、IPv4はコンピューターネットワークが性善説
に基づいていた時代のかなり古い規格なので
セキュリティや機能面で限界を感じる面が出てきました
そのため、IPv4からIPv6へ移行しようという動きが
活発になりWorld IPv6 Launchはその移行を促すキャンペーンになっています
(携帯会社のスマホ乗り換えと一緒。)
これにグーグルやYahooなど大手ウェブサービスが追従することを表明しているので
一気にIPv6対応が加速することになります。
しかし、ここには盲点があって
(当たり前だけど)ユーザー側もIPv6に対応している必要があります。
これが曲者で、なんと国内の通信最大手NTTがIPv6に対応ていないのです。
ということで、日本のほとんどのユーザーはIPv6を利用できません。
ホントに情けないというか呆れる話です(;・∀・)
Felicaやフューチャーフォンと同じように
またガラパゴス化していつか崩壊するのでしょうか?
別にガラパゴス化するのが必ずしも悪いとは言いませんが
進化の袋小路に入った生き物は絶滅する運命にあります。
そこを踏まえてある程度互換を保って便利になって欲しいものです。
長文お付き合いいただきありがとうございました(´・ω・`)☆彡
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120601/400034/
http://www.geekpage.jp/blog/?id=2011/1/31/1
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO40159460U2A400C1000000/
http://ja.wikipedia.org/wiki/IPv6
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